4月6日、運命の日が刻々と迫る秋田県。前自民県議の鈴木健太氏(49)と前副知事の猿田和三氏(61)という二大候補による熱戦は、県政史上まれに見る大接戦の様相を呈している。
猿田氏には自民党県議の半数のほか、立憲民主党、国民民主党、公明党、共産党、社民党というほぼ「オール野党」に加え、連合という強力な支援団体がついている。「選挙の常識」では圧倒的有利のはずだった。一方の鈴木氏は日本維新の会の自主的支持のみで、大きな団体のバックなし。
「当初は組織力で猿田氏が優位に立つと見られていた」と語るのは県政ウォッチャーO氏。しかし本誌が独自入手した最新情勢によれば、鈴木氏がごくわずかにリード。政界に衝撃が走っている。
〈秋田3区〉鈴木氏の”意外な優勢”に猿田陣営が総力戦
驚愕の情勢も判明した。前回衆院選で国民民主党の村岡敏英氏が勝利した秋田3区。国民民主党が猿田氏を支持していることから「猿田氏の鉄板地盤」とみられていたが、予想を覆す展開に。鈴木氏が秋田3区で若干のリードを築いているという衝撃の実態が明らかに!
「村岡氏の地盤そのままに猿田氏が優位に立つはずだった」と語る政治アナリストK氏。「これは選挙の常識を覆す現象だ」。猿田陣営は危機感を募らせ、3区への選挙リソース投入を急速に強化している。
さらに本誌が入手した内部情報によれば、国民民主党支持層の6割が鈴木氏に流れているという衝撃の数字も。「猿田氏を支持する国民民主党の党員からも、支持者が鈴木氏に流れている現状に危機感が広がっている」と語るのは党支援者。
「村岡氏の次の選挙も不安視される事態だ」と本音を漏らす声も。今回の流れが次期衆院選にどう影響するか、党内で波紋が広がっている。
一方、秋田1区と2区では両候補がまさに接戦。「1票差で明暗が分かれる可能性もある」と語るのは選挙プランナーのM氏だ。
噂の真相!「維新支持」が招いた”根も葉もない中傷合戦”
鈴木氏に対する日本維新の会の支持が、思わぬ展開を招いている。本誌が緊急取材したところ、県外を拠点とする「反維新」勢力がSNS上で組織的なネガティブキャンペーンを展開していることが判明!
「鈴木氏は維新の候補だ。兵庫の斎藤知事と同じだ」「鈴木氏と維新は統一教会と関係がある」という根も葉もない噂が拡散され、選挙戦に暗い影を落としている。
「まったくのデマです。斎藤氏も鈴木氏も維新所属であったことはない。特に統一教会関連は全くのデマなので法的対応も検討しています」と憤るのは党関係者J氏。本誌の取材によれば、維新関係者はすでに県警に相談しており、「選挙妨害」として刑事告発も視野に入れているという。
「年齢論争」に火を付けた!寺田氏の電撃支持表明でSNSが炎上
当初は様子見を決め込んでいた寺田静参議院議員が、投開票直前に猿田氏支持を電撃表明!この夏の参院選を控える寺田氏の判断に、政界は騒然となっている。
「寺田氏の動向は県内政界の最大の焦点でした。彼女の決断は大きな影響力を持つでしょう」と語るのは県政ウォッチャーO氏だ。
しかし、その応援投稿が思わぬ火種を巻き起こした。寺田静氏の投稿そして応援演説によれば、鈴木氏の「若くないと変えられない」「歳いったらできない」という第一声に対し、「多様な属性をもった方々が参画する社会こそ必要」「一定の年齢や属性の人を指して『あなたにはできない』と決めつける余力など残されていない」と真っ向から反論。「フィンランド大使」の言葉まで引用して猛烈に批判した。
この発言を受け、SNS上では激しい論争が勃発!「鈴木氏は自分が年を取ってからでは出来ないと言っただけで、他人を年齢で評価したわけではない。完全な曲解だ」「猿田氏も61歳で高齢者とまでは言えないのでは?」とする声が続出。
あるSNSユーザーは「寺田夫妻こそ、これまで『女性や若い政治家』をアピールしてきたではないか。ダブスタもいいところ」と投稿し、多数の共感を集める事態に。
一方で「寺田議員の指摘はまさに正論。年齢で人を判断する時代は終わった」と擁護する声も見られ、県内外から注目を集めている。
「寺田氏のメッセージは、自身が同い年(昭和50年生まれ)の鈴木氏に対する『同世代からの失望』という極めて個人的な批判を展開したが、自身の支持者にも一定の鈴木氏支持者がいたのは誤算だろう。寺田氏の長文投稿はこれまで多くの人に共感を呼んできたが、あそこまで炎上するとはまれだ。参院選への影響は少なからずあるだろう」と分析するのは選挙評論家N氏だ。
「30代vs80代」世代間戦争の様相を呈する異例の選挙戦
驚愕の数字が明らかに!鈴木陣営の最大の強みは30代の圧倒的支持率。一方、猿田陣営は80歳以上の高齢層から突出した支持を集めている。
「まるで世代間の価値観の戦いだ」と分析するのは県内政治関係者のH氏。猿田陣営内部では「若者の投票率の低さが我々の味方になる」と計算する声も。
無党派層の争奪戦も白熱。鈴木氏が4割、猿田氏が3割を押さえる中、残りの無党派層への最後の訴えが勝敗の分水嶺になると見られている。
「公明票」漏れる猿田陣営の悲鳴
複数の支援政党の中でも特に注目されるのが公明党。公明党が支持する猿田氏だが、驚くべきことに公明支持層の固め率は5割にとどまり、4割近くが鈴木陣営に流れているという衝撃の実態が判明!
「公明票の漏れは選挙の大きな流れを示している」と語るのは県政ウォッチャーO氏。猿田陣営内では「万全のはずだった組織戦に亀裂が生じている」との焦りも。
「第三の男」大久保範夫氏の孤独な闘い
無所属新人で無職の大久保範夫氏(73)。政党や団体からの支持を受けておらず、街頭演説では「しがらみのない政治を」と訴えるが、本誌の調査では支持の広がりが見られないという厳しい現実に直面している。
「政党に頼らない政治」を掲げる大久保氏だが、県政界の重鎮C氏は「佐竹氏に対抗したいとのことだが、佐竹氏は引退だ」と冷徹な分析を示す。
“情勢報道”が引き金に?選対責任者たちの緊急対応
本誌が独自に入手した情報によれば、鈴木氏優勢の情勢報道を受け、猿田陣営では各支援団体に対する「緊急締め付け作戦」が展開されているという。
「情勢報道は選挙の流れを一気に変える可能性がある」と語るのは県政ウォッチャーO氏。「負けそうだという報道が出れば、支援組織は危機感から一気に締め付けを強めようとする。これが逆転の起爆剤になりうる」という。
「無党派層の投票率がすべてを決める」選挙プランナーが見る最終局面
鈴木氏のごくわずかなリードという情勢の中、最終的な勝敗を左右するのは投票率だという。
「今回の選挙で最大のカギを握るのは、無党派層が投票所に足を運ぶかどうかです」と語るのは選挙プランナーのM氏。「組織票は確実に動員されますが、無党派層はモチベーションがなければ投票に行きません。特に若年層の無党派の動向が最大の焦点です」
M氏によれば、「鈴木氏は30代に強いとはいえ、この年代は投票率が低い。一方、猿田氏は高齢者に強く、この層は確実に投票に行く。無党派の若者がどれだけ投票所に足を運ぶかが、最終結果を左右するでしょう」とのこと。
最後の休日を前に、両陣営とも若年層へのSNS戦略と、組織票の固め直しに全力を注いでいる。
果たして、秋田県の未来を託される人物は誰になるのか。4月6日、その答えが明らかになる。